研修実績

三枝悠人 先生

初めまして、医師7年目の三枝と申します。2022年12月に山梨県外科専門医プログラムを終了し、2023年に外科専門医を取得いたしました。私は山梨県出身で山梨県の医療に貢献したいという思いと、第一外科現教授であられる市川大輔先生のもとで学びたいという思いが強く、山梨県外科専門医プログラムを選択いたしました。外科専門医1年目は山梨大学医学部附属病院に勤務し、最先端の治療や高難度手術を学ばせていただきました。また、学会参加や論文執筆などの学術活動や、学生や研修医の指導など教育にも携わらせていただきました。外科専門医2年目からは2年間地域の中核病院である島田市立総合医療センターに勤務し、多くの手術を執刀させていただきました。自ら執刀することで、人体解剖の理解を深め、手術手技を磨くことができました。山梨県外科専門医プログラム3年間で、術者272例、助手353例の経験をさせていただき、とても楽しく充実した3年間でした。ご興味のある方はぜひご連絡ください。第一外科一同心よりお待ちしております。

 

水上瑛仁 先生

外科専門研修を終えて    

私は2018年に山梨大学を卒業、初期研修後に第一外科へ入局しました。学生時代は消化器領域に興味を持ち、漠然と消化器内科を選択するつもりでしたが、初期研修中に第一外科で手術の楽しさを実感し、第一外科へ入局を決めました。
入局1年目は関連病院で、最初は助手からのスタートでした。しかし4月のうちに部分的な執刀が始まり、5月にはヘルニアや虫垂などはなんとか完遂できるようになりました。その後、悪性腫瘍手術の部分執刀を経験、6月にはS状結腸切除術を完遂させてもらいました。最初の1年でヘルニアや虫垂の手術はかなり自信を持ってできるようになり、悪性腫瘍の手術もある程度できるようになったという実感がありました。
2年目は基幹病院で、執刀数は減少しましたが重症な患者さんの管理や学術活動に注力しました。学術活動は熱心な指導のおかげで、外科専門医のみならず消化器外科専門医の出願分まで満たすことができました。
3年目は再度関連病院でたくさん執刀させてもらい、2023年に無事外科専門医を取得することができました。
外科研修プログラムは全国に多数ありますが、山梨大学の研修プログラムは豊富な症例数とライバルの少なさから、充実した研修を送ることができると思います。東京のプログラムから研修に来ていた2年先輩の医師(当時プログラム最終学年)が、“山梨で初めて悪性疾患の執刀をさせてもらった”と言っていたのが印象的でした。みなさんも多くの実践経験を得られる山梨大学の外科専門研修プログラムを選択してみてはいかがでしょうか。